京都大原「三千院」。苔むすみごとな庭が必見です！

こんにちは、京都大好きのやなだ＠いすです。

京都の市内から北へ1時間ほど行った山間部に、今日紹介したい「三千院」はあります。

京都とは思えないほどの、のどかなロケーションで思いっきりリフレッシュ出来るところです。

ここは超絶おすすめのスポットですよ！

癒しの里、大原

三千院のある京都大原は、「これが京都？？」と思ってしまうほどの山間部に位置するのんびりのどかな里です。

田んぼや山が広がり、とっても穏やかな空気が流れているところ。

自分は田舎育ちなので驚きはしないのですが、都会から観光に来た方はさぞや驚かれるのではないでしょうか（笑）

国道367号線に面した駐車場に車を入れて、そこから歩いて三千院を目指します。

自家用車でいけるのは、ここまで。

あとは山道をてくてく歩いて三千院に向かいます。

参道の途中にはお土産物屋さんが軒を連ねて、見ながら行くのが楽しいです。

新緑の今の時期は、暑いので冷たい物でも食べながら山道を歩いて行くとじきに三千院までたどり着けます。

こけむす三千院

三千院は、延暦年間（782年～806年)に高祖「最澄（さいちょう）」によって開いたのが始まりだそうで1200年ほどの歴史のあるお寺です。

天台宗の開祖でもある最澄が、比叡山に開いたのが三千院の始まりと言われています。

大原の地は、昔から修行僧たちの隠れた宿や修行の地だった事もあり、最終的に大原に三千院が根付いたそうですよ。

受付を済ませていざ、三千院の境内に。

室内はあいにく写真がＮＧで残念だったのですが、ご本尊様や歴史あるお部屋を自由に見学させてもらえます。

お部屋の中からは、時折こうして見える庭がとってもきれい。

室内を見学した後は、庭の散策です。

三千院と言えば、「苔寺」としても有名で特に新緑の時期は緑がとてもとてもきれいです。

「息をのむ美しさ」で、見とれてしまうほどきれいなんですよ。

庭に出てまず目に入るのが「しゅう碧園（しゅうへきえん）」。

ツツジやモミジなど木々が植えられ、小高く配置された庭が美しいです。

しゅう碧園を抜けると、木立と苔が美しい有清園（ゆうせいえん）へ。

庭一面の苔と新緑の杉木立がみごとです。

苔の中に、↓なにかあるのがわかりますか？

ここに地蔵様が隠れています。この地蔵の事を「わらべ地蔵」と言うのですよ。

そこここにわらべ地蔵がちょこんと・・・

苔の中に隠れている様に、ちょこんといるので見つけてみて下さいね。

そう言えば昔、三千院を歌った歌がありましたね。

こんな歌でした。

「京都大原三千院、恋に疲れたおんながひとり・・・」

本当に、この歌がピッタリはまる様な三千院です。

疲れた心を癒してくれる、優しいお寺でした。

京都市内から車で1時間ほどと遠い所にあるのですが、行く価値大ありです。

しかも、三千院の周りには三千院の他に寺院が点在しているので時間をかけて見て回るといいですよ。

この間、ブログに書いた「宝泉院」も三千院のすぐ隣ですので合わせておたずねください。

アクセス

■三千院：京都府京都市左京区大原来迎院町540

■拝観時間

• 3月～10月　9時～17時
• 11月　8時30分～17時
• 12月～2月　9時～16時

■拝観料

• 一般大人：700円
• 中学生・高校生：400円
• 小学生：150円

※年中無休

京都駅からは、京都バス17系統大原行きで約1時間。

大原バス停で下車して徒歩で10分ほど。

車で行かれる場合は、三千院には駐車場が無いので国道367号線沿いにある駐車場を利用します。

■地図