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(IMAGE:JASRAC 一般社団法人 日本音楽著作権協会ホームページ)
【2017.5.19 追記あり】
「JASRAC」って聞いてピンとくる方は、かなりの音楽好き!
「JASRAC」というのは、「一般社団法人日本音楽著作権協会」の英語読みの略称で、日本の音楽家や音楽出版社などと著作権の契約を結び、その管理委託を行なう社団法人です。
楽曲を使用する者から著作権料を徴収し、音楽家などの権利者に著作権料を分配する事を行っている団体です。
海外の音楽の管理団体ともパートナー契約を結び、双方向に楽曲の管理をしあうことなども行っています。
その「JASRAC」が今、音楽教室などから新たに著作権料を徴収すると発表したことから、業界から猛反発を食らっています。
音楽教室から著作権料徴収
一般の方には、「何?それ」って話なんだろうと思いますが、自分も以前、「JASRAC」についてこんな記事を書きました。
日本音楽著作権協会(JASRAC)にBGMの使用を申請したよ。これで安心してお店で音楽を楽しめる♪
最近、この記事が検索でよく読まれるので「おや?」って思っていたのですが、自分の様にお店を構えて毎日BGMとして音楽を流していたら「JASRAC」に著作権料を支払う手続きが必要です。
これは、「著作権法」という法律で「公衆に聞かせることを目的に楽曲を演奏したり流したり営業で利用したりすると著作権利者の承諾が必要」となっているからです。
お客様には関係ないのですが、「営利目的の店舗の場合はちゃんと適正なお金を払って楽曲を使ってくださいね!」っていうことです。
ところが、つい最近の2月2日のこと。
ピアノやギターなどの音楽教室にもこの著作権が及ぶと「JASRAC」が判断し、文化庁への届け出を経て来年1月から徴収を始めたいと決定。
「JASRAC」の計画では、著作権料を徴収するのは音楽教室などを中心に国内に11,000箇所程度としている様で、個人の教室は今回は免除する方針の様です。
著作権料は、年間受講料の2,5%を検討するとなったから、音楽団体から猛反発を食らっているのが今です。
音楽教室の大手「ヤマハ」や「カワイ」などの音楽団体は「音楽教育を守る会」を立ち上げてこれに反発。
「JASRAC」との話し合いで折り合いが付かない時は、司法に訴えると強硬姿勢に出ています。
宇多田ヒカルさんも反応
今回の「JASRAC」の決定に関して、宇多田ヒカルさんもすぐにツイッターで反応。
もし学校の授業で私の曲を使いたいっていう先生や生徒がいたら、著作権料なんか気にしないで無料で使って欲しいな。https://t.co/34ocEwCj8K
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2017年2月4日
また、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」主題歌「残酷な天使のテーゼ」の作詞を手掛けた及川眠子さんもツイッターで
JASRAC正会員の一人として。私は「営利を目的とする場」での演奏であるなら、当然楽曲の著作権使用料は払うべきものだと思う。だけど、音楽教室で「練習のために」弾いたり歌ったりするものから、使用料をもらいたいと思ったことなどない。https://t.co/ituJlOo0yY
— 及川眠子 (@oikawaneko) 2017年2月2日
と書き綴り、今回の「JASRAC」の決定には首をかしげる。
もし、実際に音楽教室などから著作権料が徴収されることになれば、当然そのお金は「受講料」として跳ね返ってくるのだろうから微妙です。
月謝の値上げで、教室を辞めざるおえない子供たちももしかすると出るかも知れないので、この決定はちょっと心配です。
自分も子供の頃、ピアノ教室に通っていたので他人事には思えません。
カラオケ店や自分たちの様な営利を目的で音楽を利用している者からは、正規な料金を徴収するのはいたしかた無いかも知れませんが、音楽を習う教室からの徴収にはもう少し配慮があってもいいのではと思うのですが、どんなもんなのでしょうか。
昔みたいに、CDがどんどん売れていた時代ならこんな案は出なかったのかも知れませんね。
今後の成り行きを注意深く見たいと思います。
【2017年5月19日 追記】
ヤマハが、2017年7月にもJASRACを相手取り訴訟を起こすことが最近明らかになりました。
いよいよ、法廷の場に移るようです。
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