音楽著作権の独占状態にエイベックスが風穴。音楽著作権ビジネスにも自由競争がやって来るか?


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音楽著作権協会(JASRAC)という、音楽著作権を一手に扱っている団体があるのをご存じでしょうか?

一般の方にはあまりなじみが無いかもしれませんが、自分の様にお店(美容室)をやっていたりすると絶えずお世話になっているところです。

この間もこのブログで音楽著作権協会(JASRAC)の記事を書いたのですが・・・

日本音楽著作権協会(JASRAC)にBGMの使用を申請したよ。これで安心してお店で音楽を楽しめる♪

店舗で流す音楽の著作権を管理・運営しているところが音楽著作権協会(JASRAC)です。

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300万曲以上の音楽著作権を管理

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、音楽家や作曲家、作詞家、ミュージシャンなどから委託を受けて300万曲以上の音楽の著作権を管理していると言われています。

この膨大な楽曲の著作権料は年間1,000億円を上回り、徴収された著作権料はリクエストデータなどを元に著作権者に振り分けられています。

 

我々が、アマゾンや楽天などで買ったりするCDにも当然、著作権料として価格の6%ほどが徴収される仕組みになっています。

自分のお店(美容室)の様な場合でも、1日中BGMとして音楽を流しているのですが、我々の様な店舗になると面積や収容人数によって音楽著作権料が決められています。

 

この下の図がそれをまとめたもので、自分のお店は区分1に相当するので年間の音楽著作権料は6,000円となります。

2015-9017-6

 

まぁー、年間に6,000円なので月にすると500円ほど。

そう思うと、そんなもんか・・・とも思いますし。

ただ、自分で買ったCDを利用する場合でもやはり店舗で使用するとこの金額が発生するので2重に著作権がかかるという事もあります。

 

それに、今の時代、スマホのアプリなんかでも簡単に音楽を聞けるのですが、これも店舗となると著作権料が発生するので、「それってどうなん?」って思ったりもします。

 

そういう、細かいところから放送局などの大きい物を総合して、年間で1,000億を超える著作権料を集めているのが「日本音楽著作権協会(JASRAC)」というわけです。

エイベックスが今後は独自に著作権を取り扱うと表明

ほぼ、日本の音楽著作権を独占してきた日本音楽著作権協会(JASRAC)。

ところが、つい先日に音楽業界大手の「エイベックス」が日本音楽著作権協会(JASRAC)から離脱して、エイベックス独自で著作権を管理すると発表がありました。

エイベックスと言えば、売れっ子スターを多数抱えているわけですが、エイベックスで扱っている楽曲10万曲を日本音楽著作権協会(JASRAC)から引き揚げて、自社系列の著作権管理会社に移行すると発表があったんです。

 

今まで、音楽物はほぼ100%が日本音楽著作権協会(JASRAC)で管理していたものを、今後はエイベックスでも管理出来るようにしようというものです。

そうなると、どうなるのか?

 

エイベックスの話によると、例えばCDの著作権料なんかも日本音楽著作権協会の6%に対してエイベックスでは5%と1%安い著作権料にするそうで、競争の原理で著作権料が安くなるかな・・・と期待しているわけです。

今までは日本音楽著作権協会しか選択の余地が無かった物が、ほかに同じ様な会社が出来てしかもそちらが安いとなると使用する我々としては大助かり。

独占状態だったものから選択が出来るようになると、それだけでもっと活性化するかもしれませんし。

 

音楽を1日中流している様な店舗では、価格が安くなるのは大いに嬉しいですよね。

 

まとめ

インターネットの普及で音楽のあり方もずい分と変わって来た今。

旧態依然の音楽著作権の世界も、動いていく感じがします。

今始まったばかりの動きですが、今後どうなっていくのか気にかかるところです。

 

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大好きな京都やスターバックス、漫画やiPhoneなどについて書いているブログ「LUCIE」のイス(井須)です。石川県小松市で美容師を経営する傍ら、自分の好きな事や興味のある事を発信して楽しく生きていけたらと日々精進中です。