アップル京都が楽しかった。なぜ京都だったのかアップルの凄さが垣間見れた。

2018年、8月25日にオープンした「Apple京都」。

本当はオープン当日の行列に自分も並びたかったのですが、そうもいかずネットニュースを眺めていた自分。

オープンには参加出来なかったのですが、先日のお休みの日に石川県から日帰りで弾丸ツアーをしてきました。

自分は京都が大好きで良く行っているのですが、これから立ち寄れるお店が増えて嬉しい限りです。

そんなApple京都の訪問記です。

 

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四条通りに面したガラス張りのApple京都

 

 

Apple京都は、京都一の繁華街「四条通り」に面していて一目見れば「アップルのお店」ってわかる圧倒的な存在感を放っています。

Apple京都のすぐ隣は「大丸京都店」があり、近くには「藤井大丸」や「高島屋京都店」など有名デパートやセレクトショップ、大手都市銀行などが軒を連ね、まさに一等地中の一等地の出店です。

 

四条通りと高倉通りに面したApple京都の1階フロアーは、全面ガラス張りでまるで外と中の区別がつかないほど街に溶け込んでいます。

 

とってもフレンドリーなスタッフさんが待つエントランスを抜けて中に吸い込まれると、とても明るく自然な光に溢れる店内が目に飛び込んできます。

 

この日は、9月の三連休の最中という事もあってか、店内はゲストであふれとても活気があります。

目がだんだん慣れて来たところで、この優しい雰囲気の正体は何かなと思ったら天井を一面覆っている乳白色の柔らかい明かり。

各テーブルに置かれている「iPhone」や「iPad」などの商品が、とても品良く見えます。

 

1階フロアーは「iPhone」などのおなじみの商品達がズラリ

 

 

1階フロアーには、おなじみの「iPhone」や「iPad」、「Apple Watch」に「Mac Book」が各テーブルに展示されていて、近くにいるスタッフさんに声をかけると気さくに応対していただけます。

今年の新製品「iPhone XS Max」の大きさをスタッフに訪ねると、「このiPhone8 Plusを少しスリムにした様な感じ」というお返事。

なんとなくイメージが出来て、実際に手にするのが楽しみになりました。

 

 

そして、入り口から右手の壁にはiPhoneケースやヘッドフォン、 Bluetoothスピーカーなどが展示され音の聞き比べも楽しい。

 

 

1階奥にはエレベーター。1階の壁は人口大理石でエレベーターですらかっこいい!

角が「アール」になっていて、どこまでも優しいApple京都の店内デザインです。

 

「アール」と言えば、ここ。四条通りと高倉通りが交わる角の部分。

ガラスの角がアールになっていて、思わず手で撫でたぐらい滑らかでカッコイイです。

角が丸くアールになったガラス。

こういう細かい所にも手を抜かない、Appleの姿勢には脱帽です。

 

高倉通りに面した天井まであるガラスの壁。どこまでも美しい。

 

1階奥では無料講座「Today at Apple」が毎日開催

 

Apple京都の1階フロアー奥の吹き抜けになっている部分では、写真・音楽・プログラミングなどの無料講座「Today at Apple」が毎日行われ、大型モニターにはその日の講座に合わせて開催中のセッションが映し出されています。

店内入り口や店内中央ではあえて天井高さを抑え、この吹き抜け部分のアトリウムで思いっきり開放的になるそんなメリハリの効いたフロア構成。

2階に行きたいのをぐっとこらえて、しばし大型モニターとにらめっこです。

 

すると、思いもかけないことが起こってしまいました。

ある女性スタッフさんに声をかけられて、店内を案内していただけることに。

うっそー!!

 

大型モニターはソニーの特注なんだとか

 

そのステキなスタッフさんのお話によると、「Today at Apple」で使用されるこの大型モニターはソニーの特注品だそうです。

 

京都でAppleストアをオープンする話が出た時に、Apple社の女性副社長が「日本製にこだわって店舗作りをしたら」という事でモニターはソニーに発注したそうですよ。

 

しかも、モニターがこうして壁から離れて独立して立っているのはここApple京都だけだそうで、そんな所にもApple京都が特別な店舗なんだと垣間見えますね。

 

噂の階段へと。クパチーノ・アップル本社のスティーブ・ジョブズシアターと同じデザインの階段。

 

案内をしてくれたスタッフさんのお話は、Apple京都の目玉のひとつ「ジョブズの特別な階段」へと移っていきます。

ソニー製の大型モニターの後ろには、クパチーノ・アップル本社のスティーブ・ジョブズシアターと同じデザインの階段が二階へといざなっています。

 

スタッフさんのお話によると、この階段はイタリア製の人口大理石で作られていてスティーブ・ジョブズシアターと同じ材料と加工が施されているそうです。

人工大理石の加工は中国で行ったそうで、階段の手すり部分の丸みを帯びた見事な加工は一見の価値ありです。

つるつるした質感でとてもなめらか。

 

三階部分まで吹き抜けている明るく開放的な階段部分の中央で、なんと写真まで撮影していただけました。

本当に恐縮です。おかげで、とてもいい記念になりました。

 

二階フロアーは、階段上ってすぐにApple TV 4Kです。

あー、家に欲しいです!

 

 

2階フロアーも基本的には1階フロアーと同じく「行灯」の様な優しい天井の明かりや、まさに行灯といった趣の壁際の格子窓が京都らしい雰囲気です。

格子窓の壁際。

 

高倉通りと四条通りに面した壁面は、一面ご覧の障子の様な造作の窓で外からの光が柔らかく入り込んできます。

きれいにデザインされた格子窓が規則正しく並んでいて、面積以上にゆったり見えます。

 

ここ2階では、商品の展示ももちろんあるのですがテーブルのあちこちではゲストとの商談や相談など行われています。

たくさんのスタッフさん達がゲストとお話を繰り広げていました。

3階部分まで届く吹き抜けとトップライト。

 

Appleが京都にオープンしたわけ

 

1階、2階と商品を見たり、商品を手に取って楽しんで来た自分ですが1階に戻って案内していただいた女性スタッフさんに興味深いお話を最後に聞けました。

Apple京都には、実は3階に「The Boardroom」という特別な部屋が用意されていて、内装や調度品はクパチーノ・アップル本社の応接室と同じ作りになっているんだとか。

その「The Boardroom」では、アップル製品の法人契約などの商談を行うのに使用されるそうで、「The Boardroom」を通して地域の貢献をしたいと本気で考えているそうなんです。

 

というのも、京都はご存じの様に古くは日本の都があった場所で今でもたくさんの歴史的な文化財や文化がいっぱいある場所です。

しかも京都には任天堂や京セラ、村田製作所など日本を代表する企業が多く存在する地域。

大企業だけでなく、中小企業や個性的な商店など新たにお客様になってくれる法人・企業・商店がたくさん。

そのお客様を通して、この京都をもっと盛り上げたいという壮大な希望があってこの京都に出店したそうなんですね。

 

Appleと言えば、ITやテクノロジーを駆使してインターネットの中で何でも出来てしまうという印象がありますが、実は人間力による販売強化をこの京都で行っていこうとしてるのかなって思ってしまいました。

インターネットの中で何でも出来てきしまう現在。

どんなものでも、ネット通販で人を介さないでも購入できる今。

 

だが、そうである今だからこそ「手から手へ」という思いでこの京都に浸透していこうとするアップルの凄さに鳥肌が立ちました。

聞くところによると、Apple京都には100名あまりのスタッフが在籍しているそうで、多言語を話すスタッフも大勢いるとか。

その人間力で新しいアップルのお店が京都で作られていくんでしょうね。

 

その意気込みが、クパチーノ・アップル本社と同じ3階の商談室であり、スティーブ・ジョブズシアターと同じ階段であり、世界で初めての自立式大型モニターなんだそうです。

生前、スティーブ・ジョブズも愛していたという京都。

その京都で、Apple京都がどんな姿に変化していくのか、いちアップルファンとしては目が離せません。

 

今回、日帰りの弾丸Apple京都見学でしたが思いがけないスタッフさんとの出会いもあって来た甲斐がありました。

本当に楽しくてステキなApple京都でした。

 

あ~、Mac Book欲しい!!

 

アクセス

 

Apple京都

  • 住所 京都府京都市下京区四条通高倉東入立売中之町83-1
  • 電話 075-757-8700
  • 営業時間 朝10時~午後9時

 

■電車

  • 地下鉄烏丸線 四条駅下車徒歩すぐ
  • 阪急京都線 烏丸駅下車徒歩すぐ

 

■駐車場

駐車場は、お隣の大丸京都の駐車場など。

【参考記事】

京都へ行って駐車場選びに迷ったらまずここ。京都御池地下駐車場。

■地図

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

大好きな京都やスターバックス、漫画やiPhoneなどについて書いているブログ「LUCIE」のイス(井須)です。石川県小松市で美容師を経営する傍ら、自分の好きな事や興味のある事を発信して楽しく生きていけたらと日々精進中です。