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石川県小松市の南部に位置する「木場潟」。
自分の自宅からも、歩いて10分ほどで行ける距離で、子供の頃から慣れ親しんでいるところです。
周囲の全長が6,4キロで、1周に渡り遊歩道が整理されていて散歩やジョギングが楽しめるコースになっています。
地元の小松市の市民はもとより、近隣の市町村の方にも人気の木場潟なのですが、カヌー競技で全国的に有名だったって知ってました?
自分もつい最近まで、そんな事とは知らなくて木場潟に申し訳ないことをしてしまいました。
改めて、木場潟の魅力を調査してみました。
カヌー競技場としての木場潟
木場潟カヌー競技場は、国内で唯一のカヌー競技専用競技場です。
1991年にカヌー競技場として整備されて以来、世界ジュニア大会やワールドカップ大会、オリンピック予選など国際大会も行われているハイレベルな競技場になっています。
また、2009年からはナショナルトレーニングセンターの認定も受けているそうで、カヌーとカヤックの為だけの特別なトレーニング施設も併設されているそうです。
自分の知らない間に、木場潟はカヌー競技にとってちょっと特別な存在になっていたようですね。驚きました。
ちなみに、自分はつい最近までカヌーとボートの違いがわかりませんでしたが、みなさんはその違いを知っていますか?
ボーとは、進行方向が自分にとって逆に(うしろ向き)進むんですね。
そして、オール(櫂)は固定されていて競技者も座ったスタイルです。
一方のカヌーは、進行方向が自分と同じ方向で自分から見て前方向に進みます。
オールは固定されておらず、競技者も座るスタイルから片膝スタイルとあるんですね。
素人からすると、ボートもカヌーも同じ様に見えるのですが、実は違っていたんですね。
木場潟がこんなにみじかにあるのに、カヌーに対してはこんなに無知でした。
そんな木場潟なのですが、ちょうど2017年9月7日から11日の日程で大きなカヌー競技の大会が行われていました。
11日の月曜日に自分もちょうどお休みだったので、初めてカヌー競技を見学して来ました。
たくさんの人でビックリ
9月11日の早朝、木場潟のカヌー競技が行われている会場に車で向かいました。
大きな駐車場は、ふだんは満車になることはめったにないのですが、この日は朝8時過ぎにもかかわらず駐車場はほぼ満車状態。
これは・・・ってちょっとびっくりしてしまいました。
9月7日から11日の日程で、
- 平成29年度SUBARU日本カヌースプリント選手権大会
- 平成29年度日本パラカヌー選手権大会
- 第13回日本カヌースプリントジュニア・ジュニアユース小松大会
と3つの大きな大会が行われているので、こんなに車も多いのですね。
車を止めて、競技会場に歩いて行くとさらにビックリ。
▲カヌーの消耗品を販売しているブースだったり・・・
▲カラフルなカヌーが、ところ狭しとたくさん並んでいたり・・・
▲テント村があちこちで展開されていて・・・
▲メイン競技場のカヌー決勝タワー周辺はお祭り騒ぎで、大騒ぎの様相でした。
こんなに大勢の選手の方や関係者の方がいらっしゃるとは、正直ちょっと驚いてしまいました。
筋肉モリモリの男性・女性が自分の目の前を行き来し、あまり普段からアスリートの方を見ない自分にとっては不思議な空間でした。
選手の皆さんも、コーチの皆さんも日焼けしてみんなかっこよく見えるんですよね。いや、実際カッコイイ人ばっかり笑
萌えました・・・
木場潟から突き出ている見学棟から、競技を見させてもらったのですが力強くてきれいでちょっと感動してしまいました。
あいにく、11日の月曜日は曇り空のお天気で、晴れていた土曜日・日曜日はもっともっときれいだったでしょうね。
初めて見たカヌー競技は、とっても刺激的でした。
こんなに身近なところで、こんなに素敵な競技が行われていることをもっとみんなに知って欲しいなって思って帰って来ました。
木場潟は、飛行場や高速道路、鉄道の駅など交通手段が便利で周りに宿泊施設も揃っていることが、便利ポイントなんだそうです。
宿泊先から、木場潟までのアクセスが良く、近いって事が競技者にとって最高の条件なんだとか。
東京でオリンピックも行われる事だし、木場潟で合宿なんかあると地元としては嬉しいですね。
これから木場潟を見る目が、ちょっと変わった自分でした。
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