こんにちは、やなだ@いすです。
石川県の観光名所として名高い「兼六園」。石川にいらっしゃったらぜひ兼六園に来てみて下さい。
特別名勝 兼六園
加賀百万石の5代藩主の前田綱紀の時代に始まって、完成までに100年余りを費やした兼六園。国の特別名勝として、水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園として数えられています。
兼六園は小立野のという、ちょっと山手の地域にあり城下町金沢を見下ろす様に出来ている庭園で晴れた日は金沢の街並みが一望出来てきれいです。
兼六園に入るには、何か所かの入り口があって
(出典:金沢案内)
丘の上にある兼六園らしく、坂道になった入口にはそれぞれ名前がついています。
- 真弓坂
- 桂坂
- 上坂
- 隋身坂
となっています。
おそらく正面の入り口は石川門が見える「桂坂」。
兼六園から正面に、お城跡の石川門が見えるので桂坂が正面だと思います。
でも、自分が好きな入口は何といっても「真弓坂」。
金沢21世紀美術館からすぐ目の前にある入り口で、なだらかな坂を上っていく感じが一番金沢らしいというか兼六園らしくて好きです。
ここが、真弓坂の入り口。
料金所で、代金を支払って坂を上っていきます。
入場料は大人で310円。ここでパンフレットがもらえるので、歩く時に重宝します。
瓢池(ひさごいけ)
真弓坂をあがっていくと、まず、瓢池(ひさご池)があらわれます。
通称、瓢箪池(ひょうたん池)と言われている池でひょうたんの形をしている事からこう呼ばれています。
この瓢池(ひさご池)のある所から、兼六園の庭造りが始まったとされているそうで、ここが兼六園第一号の見どころです。
奥に見える滝が「翠滝(みどり滝)」と言って、あとから出てくる霞ヶ池からの水が瓢池へと滝になって流れ込んでいる物です。
風流ですね~。
霞ヶ池
ひょうたん池を通り越して先に進むと、ひときわ大きな池が現われます。「霞ヶ池」と言われる兼六園一大きな池です。
色とりどりの大きな錦鯉や真鯉がゆうゆうと泳いでいます。
その霞ヶ池に寄り添うようにある「唐崎松」。
兼六園には、松が多く植えられているのですが中でもこの唐崎松が有名。
琵琶湖の唐崎松から種を貰い受けて育てたというこの松は、兼六園を代表する松に育っています。
冬の時期は、雪つりと言って縄のロープが松や木々にかけられて雪から枝を守る風景も金沢らしくて雰囲気があります。
雁行橋
11枚の石を組んで橋を作った「雁行橋」。唐崎松の後ろ側にある小川にかけられた橋。雁が飛んで行く様子を形取った橋で、1枚づつの石の形がカメの甲羅に似ている事から「亀甲橋」とも言われています。
昔は、この橋を渡ると長生きできると言われていたのですが現在は保護のため立ち入り禁止になっています。ちょっと残念ですね。
ことじ灯籠(ことじとうろう)
霞ヶ池にかかっている二本足の灯篭で、兼六園を代表するビューポイントです。
兼六園の絵葉書なんかを見ると、必ずこの「ことじ灯篭」がモチーフされています。それぐらい有名なポイントです。
ことじ灯籠は、ご覧のように足が二股になっています。
琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているので、その名が付いたと言われています。
観光客の方も良く知っていて、このことじ灯籠の前で良く記念撮影をしていらっしゃいます。
お土産物屋さんも、兼六園にふさわしい建物で営業されています。
いかがでしたか。石川県に来ることがありましたら、日本三名園のひとつ「兼六園」に足をお運びくださいね。
アクセス
■金沢・兼六園:〒920-0936 石川県 金沢市 兼六町1-4
■電話:076-234-3800
■バスで
- 金沢駅 → 兼六園下下車 → 金沢城公園(石川門口)・兼六園(桂坂口)
- 金沢駅 → 広坂下車 → 金沢城公園(いもり坂口)・兼六園(真弓坂口)
■自動車で
- 北陸自動車道 金沢西ICから 約30分
- 北陸自動車道 金沢東ICから 約30分
- 北陸自動車道 金沢森本ICから 約20分
■駐車場
兼六駐車場利用:普通車554台収容
営業時間/24時間(年中無休)
料金/ [普通車] 7時30分~22時00分 最初の1時間350円 超過30分毎150円
22時00分~翌8時00分 1泊1,010円
■タクシー:金沢駅より約10分
■マップ
兼六園のすぐそばの観光スポット
兼六園のすぐそばの観光スポットとして、
どちらも徒歩すぐの近距離なのでこちらへもぜひ足を運んでみて下さい。
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