あなたの人生最後の車はなんですか？

車を好きになってからもう何年たつだろうか？

はっきり「あ～自分は車がすきなんだなぁー」と思ったのは小学2年生ぐらいの時でした。

その当時は、お菓子のおまけに入っている車のおもちゃを集める事から始まってそれが飽きるとミニカーを集めるのが好きになっていました。

それと並行してプラモデルを作る事にはまっていき、5歳違いの兄に手伝ってもらっては車のプラモデルを作って電池を入れて走らせて遊んでいました。

なにせまだ自宅に車など無い時代です。それなのにどうやって車の名前を覚えたのかわからないのですが、当時走っていた車の車種を見分けるのは朝飯前でした。

小学校4年生ごろになるころ、ようやく我が家にも自家用車が来ます。10歳上の姉が車の免許をとって、女だてらに真っ赤な2ドアのスポーツカーを買ったんです。

日産ローレル・ハードトップがその車種で、新車が納入されたその日に姉の運転で白山比咩神社へ車のお祓いに行ったのを覚えています。

（出典：SDTMの気まま空間）

そして、かのスーパーカーブームの到来です。

漫画「サーキットの狼」の大ヒットもあって、世の中の子供たちはこぞってスーパーカーに群がりました。

フェラーリやポルシェ、ランボルギーニやマセラッティーなどのスーパーカーがものすごい人気でしたね。

中学3年生になって進路を考える頃になると、車に関係した仕事がしたいと思うようになり自動車科のある工業高校へ進学する事を決めました。

その高校では3年間、自動車クラブに在籍してカブトムシのビートルに乗る顧問の先生に自動車の何たるかを教えてもらい、ますます車好きの道に入っていきました。

高校を卒業すると大阪にある大学の工学科へ進学して、自動車工学を勉強。卒業する時には2級の自動車整備士の資格を取って、地元のトヨタに就職と車一辺倒の青春時代でした。

就職すると給料の大半を車につぎ込んで、遊ぶお金もないぐらい。

車のローンやタイヤやアルミホイールのローン、それにオーディオのローンと車に全財産をつぎ込んでいましたね。シートカバーもその当時流行っていて「チンチラ」というシートカバーをなぜかみんなしていました。でも、当時の若い男なんてそんなのが当たり前で友達が集まると車の発表会の様な感じになってました。

そんな、車人生を歩いて来た自分なのですが人生不思議なもので何故だか今ではパーマ屋のおやじになっています。

車からパーマにトラバーユしてしまいました。

でも、パーマ屋になっても相変わらず車が好きで自動車雑誌を買ってはニヤニヤしています。

自分は、ワーゲンゴルフを所有しているのですがワーゲンゴルフが好きでゴルフ3から始まり今はゴルフ６と乗り継いで来ました。

最初にゴルフ３を買ったのが31歳ごろだったので、ゴルフばかり20数年乗って来ました。

途中、ちょっと違う車にも浮気をしたのですが結局ゴルフに戻って来ました。

で、人生最後の車の話です。

車好きのお客様と話していると、なんとなくそんな話になったりするんですよね。

最後の晩餐じゃないけど、人生を終える時に何に乗っていたいかって。

自分はもちろん子供の頃から大好きなポルシェって決まっています。

うちのママさんは、どうやら最後はビートルに決めているようです。

あなたは、人生最後に乗る車は何ですか？

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リクルートホールディングス 2013-03-27

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